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2008年2月19日

2008年2月19日

「ラストシーン~夢を追いかけ散っていった冒険者たちの物語」 小林誠子

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「ラストシーン~夢を追いかけ散っていった冒険者たちの物語」(小林誠子、バジリコ)


8人の冒険家が取り上げられている。
全員、既に亡くなっている。
43歳、26歳、26歳、37歳、22歳、32歳、60歳、43歳。
亡くなったとされる年齢。

彼ら彼女らにとって、仕事とは何だろう?何のために仕事をするのだろうか?

四人四様の朝

6時くらいに誰かが目覚める。目覚ましはない。


モユは、真っ直ぐ本棚へ。
何かしらの本を手に取り、ソファーで黙々と読む。
当然、着替えはしない。パジャマのまま。
「ご飯だよー」と呼びかけても、無言で本。
1冊読み終えると、また別の本に手が伸びる。
食卓に向かうまでが、一苦労。


コタロウは、機嫌がいい朝が多い。
ニコニコ走りながら、時には横転しながら、リビングへとやってくる。
何も言われなくてもパジャマを脱ぎ、自分で気に入った服を選び、着替える。
朝食は、主食メインでおかずはあまり食べない。
時々、機嫌が悪いときがあり、これまた大変。


カンタも朝はご機嫌。
だが、いつも朝はお腹が空いている。
とにかく一刻も早くご飯が食べたい。
キッチンに来てご飯をねだる。
食卓につくのは一番早い。
そして、「大きいのがカンカンの!全部カンカンの!」と朝から食欲満点。
コタロウとは逆で、おかずをたくさん食べ、主食はあまり食べない。


そしてカイノスケはまだまだすやすや。


兄弟姉と言っても、本当にばらばらです。

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