« 2002年12月 | メイン | 2003年2月 »

2003年1月

2003年1月 1日

「コーチ論」 織田淳太郎

お正月はやっぱりスポーツ。スポーツ観戦しながらスポーツのコーチ論を読む。
病院のテレビに映るスポーツ選手を見ながら「彼らはどうやって指導されてるんだろうか?」とやっぱり気になる。

「コーチ論」(p19) 織田淳太郎 光文社新書

競争ではなく、共栄意識を植えつける指導。
模糊とした目的の強制指導ではなく、目的意識を明確にさせた指導。
挫折感を与えるのではなく、尊厳を与える指導。
協調性だけでなく、独自性も尊重する指導。
価値観の押しつけではなく、個々の価値観の存在を認める指導
適者生存ではなく、すべてが適者なのだという指導。
優劣を決めるのではなく、敗者もまた勝者だと教える指導。
翻って言えば、人生の目的は闘いにあるのではなく、自己創造の喜びのプロセスにあるのだという指導…。

2003年1月 2日

「マネーロンダリング」 橘玲

この国はどこまで信用するに値するんだろうか?

「マネーロンダリング」(p173) 橘玲 幻冬舎

はじめて倉田老人に会った時、「資産運用に成功する方法は何か?」と訊かれた。
秋生はしばらく考えて、「資産運用しないことと、税金を払わないこと」と答えた。

4344001869.gif

2003年1月 3日

「沢木耕太郎ノンフィクションI 激しく倒れよ」 沢木耕太郎 

自分が経験したことを教え(押し付け)ようとしているのに似ている。
もう一度、それをやってみろと言われても、できないのにもかかわらず、
どうしても経験に基づいて教えたくなっちゃうんだな。

「沢木耕太郎ノンフィクションI 激しく倒れよ」(p11) 沢木耕太郎 文藝春秋

栄光を手にすることは難しい。
しかし、失った栄光を忘れ去ることはもっと難しいものなのだ。
そして、さらにいえば、失った栄光をふたたび手にすることの難しさは、それらの比ではない。

416364850X.jpg

2003年1月 4日

「沢木耕太郎ノンフィクションI 激しく倒れよ」 沢木耕太郎

僕は、ボクサーとしての輪島功一さんは知らない。
へらへら笑ったタレントとしての輪島功一さんしか知らない。でも、なんとなく闘っている姿を見たくなった。

「沢木耕太郎ノンフィクションI 激しく倒れよ」(p317) 沢木耕太郎 文藝春秋

この男は何と勇気のある男だ。私は腹の底からそう思った。この男には間違いなく「コホーネス」がある。コホーネスとは、ヘミングウェイが愛用したスペイン語で、男性器を意味するという。転じて肝っ玉あるいは勇気を意味するようになったともいう。だが、コホーネスのある男とは、ヘミングウェイのように自分の限界を守り、常に成功しつづける男のことではないだろう。コホーネスのある男とは、失敗しても、失敗しても、完膚なきまで打ちのめされてもなお闘いつづける男のはずだ。

輪島はコホーネスのある男だった。肝っ玉のある男だった…。

416364850X.jpg

2003年1月 5日

かよう亭亭主 上口昌徳さんからの手紙

石川県の山中温泉にある旅館「かよう亭」。
その亭主、上口昌徳さんは、憧れの人の一人。周囲の反対を押し切って成し遂げた人の言葉の重さ。

かよう亭亭主 上口昌徳さんからの手紙から



夢は夢と

おもう人には

夢は夢

2003年1月 6日

「きまりって何?」 鶴見俊輔と中学生たち

哲学者の鶴見俊輔氏と中学生との対話の中の、中学生の言葉。
先生に求めているのは、「仲間としての先生」と「イメージの明るい授業」。
単純そうだけど、とても難しそうだ…。

「きまりって何?」 鶴見俊輔と中学生たち 晶文社



(p24) いちばん何がほしくて、いちばん何がてっとりばやいかというと、学校が楽しめることだと思う。
マミさんがいったような先生で、家なら家でやっぱりいっしょに笑ってくれる親、
いっしょに泣いてくれる親で、自分が何をするにもバックで支えてくれる人がいること。
そのことで、自分もがんばれるということだと思う。
先生とか親に、それを求めるというか、そういう人がほしいんですよ。
そうなると、学校ももっとあたたかい学校になるし、家庭も地域も、それで、あたたかい日本が
つくれる。そういうことだと感じたんですよ。

(p56) 学校にこういう先生がいて、ちょっとのことで注意する数学の先生で、「数学はしゃべっていては身につかない」と。
このことばは、一理ありと思うが、数学だけでなく、ほかの授業でもそうだけど、
勉強は楽しくやらないと身につかない。授業というのは、ぼくらにとっては、いやなイメージがある。
だから、イメージを明るいものにすれば、勉強も身につくと思う。

2003年1月 7日

「会社再建3つの戦略」 高塚猛

ついつい口を出し、手を出したくなる。自分の経験に基いて、すなわち、自分の経験の範囲内で。

「会社再建3つの戦略」(p6) 高塚猛 かんき出版



「見られることが最高の学習」「見てあげることが最高の教育」

2003年1月 9日

「発声と身体のレッスン」 鴻上尚史

「大きさ」は意識していたが「方向」は意識していなかった。
「声」を意識することで自分の身体も同時に意識する。
今日は講演会。聴衆は50人。普段より「声」に注意を向けてみよう。


「発声と身体のレッスン」 鴻上尚史 白水社



(p105)大切なことは、あなたが自分の出す「こえ」のイメージをはっきり持つことです。

 僕はそれを「ベクトル」と呼んでいます。ベクトルは、難しく言えば、「方向と大きさ」を持つものです。
あなたの「こえ」にも、方向と大きさがあるのです。

 「こえ」は不思議なもので、その「方向と大きさ」をはっきりイメージすると、そういう「こえ」になります。

(p153)声の要素は、(1)大きさ、(2)高さ、(3)速さ、(4)間、(5)音色です。

4560035660.gif

2003年1月12日

「非連続の時代」 出井伸之

最近、大地震が起こったときの被害予想などの新聞記事が非常に多くなった気がする。
義父の影響で、地震に関心を持つようになっただけかもしれないが、それにしても、
2年前からすると確実に増えている。1月17日で、阪神淡路大震災からも8年が過ぎる。

「非連続の時代」(p21) 出井伸之 新潮社  



 私が親しくしている作家の塩野七生さんは、ローマ帝国の礎を築いたカサエルの言葉をよく引きます。

「人は自分の見たい現実しか見ない」

 危機の時代は迫ってきているのではなく、もうここに来ているかもしれないのです。

4104539023.gif

2003年1月14日

教育基本法

そもそものところに戻って、もう一度勉強し直し。

教育基本法 昭和22・3・31・法律 25号

われらは、さきに、日本国憲法を確定し、民主的で文化的な国家を建設して、世界の平和と
人類の福祉に貢献しようとする決意を示した。この理想の実現は、根本において教育の力
にまつべきものである。

われらは、個人の尊厳を重んじ、真理と平和を希求する人間の育成を期するとともに、普遍
的にしてしかも個性ゆたかな文化の創造をめざす教育を普及徹底しなければならない。
ここに、日本国憲法の精神に則り、教育の目的を明示して、新しい日本の教育の基本を確立
するため、この法律を制定する。



(教育の目的)

第1条 教育は、人格の完成をめざし、平和的な国家及び社会の形成者として、
真理と正義を愛し、個人の価値をたつとび、勤労と責任を重んじ、自主的精神に充ちた心身と
もに健康な国民の育成を期して行われなければならない。



(教育の方針)

第2条 
教育の目的は、あらゆる機会に、あらゆる場所において実現されなければ
ならない。この目的を達成するためには、学問の自由を尊重し、実際生活に即し、自発的精
神を養い、自他の敬愛と協力によって、文化の創造と発展に貢献するように努めなければな
らない。



(教育の機会均等)

第3条
 すべて国民は、ひとしく、その能力に応ずる教育を受ける機会を与えられ
なければならないものであって、人種、信条、性別、社会的身分、経済的地位又は門地によ
って、教育上差別されない。



 国及び地方公共団体は、能力があるにもかかわらず、経済的理由によっ
て就学困難な者に対して、奨学の方法を講じなければならない。



(義務教育)

第4条
 国民は、その保護する子女に、9年の普通教育を受けさせる義務を負う。



 国又は地方公共団体の設置する学校における義務教育については、授
業料は、これを徴収しない。



(男女共学)

第5条
 男女は、互いに敬重し、協力しあわなければならないものであって、教育
上男女の共学は、認められなければならない。



(学校教育)

第6条
 法律に定める学校は、公の性質をもつものであつて、国又は地方公共団
体の外、法律に定める法人のみが、これを設置することができる。



 法律に定める学校の教員は、全体の奉仕者であって、自己の使命を自覚
し、その職責の遂行に努めなければならない。このためには、教員の身分は、尊重され、そ
の待遇の適正が、期せられなければならない。



(社会教育)

第7条
 家庭教育及び勤労の場所その他社会において行われる教育は、国及び
地方公共団体によって奨励されなければならない。



 国及び地方公共団体は、図書館、博物館、公民館等の施設の設置、学
校の施設の利用その他適当な方法によって教育の目的の実現に努めなければならない。



(政治教育)

第8条
 良識ある公民たるに必要な政治的教養は、教育上これを尊重しなければ
ならない。



 法律に定める学校は、特定の政党を支持し、又はこれに反対するための
政治教育その他政治的活動をしてはならない。



(宗教教育)

第9条
 宗教に関する寛容の態度及び宗教の社会生活における地位は、教育上
これを尊重しなければならない。



 国及び地方公共団体が設置する学校は、特定の宗教のための宗教教育
その他宗教的活動をしてはならない。



(教育行政)

第10条
 教育は、不当な支配に服することなく、国民全体に対し直接に責任を負
って行われるべきものである。



 教育行政は、この自覚のもとに、教育の目的を遂行するに必要な諸条件
の整備確立を目標として行われなければならない。



(補則)

第11条
 この法律に掲げる諸条項を実施するために必要がある場合には、適当
な法令が制定されなければならない。

2003年1月16日

「わが息子よ、君はどう生きるか」 チェスターフィールド

生まれて初めて赤ペンで線を引きながら読んだ本だと思う。
1988年10月に父からプレゼントされた本。ちょうど高校一年生の頃。あらためて読み返してみた。
最近、教育についていろいろな方と意見交換することが多い。
自分自身の言葉で自分の考えを伝えているかどうか、もう一度チェックしてみないといけない。

明日は、名古屋市にあるトヨタグループが設立している「産業技術記念館」を見学しに行く。
「モノづくりの心」をしっかり勉強。

「わが息子よ、君はどう生きるか」(p94) チェスターフィールド 三笠書房

一般論を用いること、信じること、正しいと認めることには慎重になってほしい。
そもそも、一般論を持ち出してくるような人物には、うぬぼれの強い小ざかしい人間が多い。
ほんとうに賢い人物は、そんなものを持ち出す必要がない。

(略)

結局のところ、自分に確たるものを持っている人は、一般論などに頼らなくても、
いたいことはきちんと言えるのだ。

2003年1月18日

産業技術記念館

昨日、名古屋市にあるトヨタグループが設立している「産業技術記念館」を見学した。
すごくおもしろい。
でも、これきっと中学生や高校生の時にみても、全然つまらなかっただろうな、と思った。

特に、繊維機械館にかなりはまった。2時間くらいうろうろした。
それくらい展示内容が充実している。

トヨタ自動車の元々は、豊田佐吉さんが創業した豊田自動織機だ。
繊維機械館には、この豊田佐吉さんが開発した歴代の自動織機がずらっと展示されている。
しかも、ほとんどが動く。

織物は3つの要素で成り立っている。
1.たて糸を上下に分けて広げる(開口)
2.そのたて糸の間によこ糸を通す(よこ入れ)
3.通したよこ糸を筬(おさ)などで打ち込む(よこ打ち)

この3つの要素のうち、2番目の部分に豊田佐吉さんは注目し、
織物作成の効率性アップには、「よこ入れを自動化すること」がポイントだと着目し、
自動織機の開発をする。そして、コンピュータ制御の最新機種の自動織機も、
このよこ入れが差別化のポイントなんだそうだ。

モノづくりって、そういうことか、とじっくり考えさせられる時間を過ごさせてもらいました。

名古屋のオススメスポットです。
平日の昼間だったからか、けっこうすいていてゆっくり見学できた。

2003年1月20日

運営予算

まとめ
年間収入 408,197千円
年間支出 365,155千円
(平成12年度全国平均)

ただし、運営主体によってかなりその実態には差がある。

「中学校の運営にはいくらかかるのか?」

日本私立学校振興・共済事業団から出されている「平成13年度版 今日の私学財政 中学校・小学校・特殊教育諸学校編」をもとに、中学校運営の年間予算について調べた。

(表)の通り、全国625校(集計率 91.9%)校の平均は、年間収入 408,197千円年間支出 365,155千円

ただこれを設置者別で見てみると、大きな差が出てくる。
(表)の「大学法人」「短期大学法人」「高等学校法人」「中学校法人」というのは、「大学法人」は、大学法人が運営している中学校、「高等学校法人」は、高等学校法人が運営している中学校、ということだ。簡単に言うと、「大学法人」が運営している中学校に入れば、なんの問題もなければ大学までいけるということだ。

大学法人→高等学校法人→短期大学法人→中学校法人の順で事業規模は小さくなっている。

ただし、あくまでも全国平均。実態には、かなりばらつきがありそうだ。

(表)平成12年度 中学校資金収支計算書

table20030120.jpg

日本私立学校振興・共済財団 「平成13年度版 今日の私学財政 中学校・小学校・特殊教育諸学校編」より作成


2003年1月25日

黒丸続き

一週間、更新できなかった。カレンダーには黒丸が続いた。
カレンダーに黒丸をつけるのも忘れてた。なぜかな、とその理由を考えてみると、
この一週間はいろいろな人に会っていたからかもしれないと、自分なりに納得。

19日(日)、文子の小学校から大学までの同級生達が自宅に遊びに来た。
東京都から「不適格」の印をもらった先生の取材をしている人がいた。
クビにならずに、きっとどこか他の東京都の施設の職員になるんだろう。

20日(月)、国際機関のK副総裁ご夫婦が自宅に遊びに来てくれた。
すごい物腰の柔らかい人。素敵なご夫婦。ご自身でシステムを勉強し、
HPを構築されたのには感動。

21日(火)、ご両親共に先生の女性。彼女自身も東京学芸大学で教員の資格をとっている。
でも、今は会社勤め。こういう人が「先生やろう」って思えるような学校をつくりたい。

前日お会いしたK副総裁の影響を受け、自分のPCにApache、PHP 、MYSQL、XOOPSを
インストール。もう一度勉強しなおし。PHPが動かなくて挫折。

22日(水)、M山さんとランチ。「歴史は古い順じゃなくて、新しい順に教えるほうがいい」。
大賛成。このアイディア、いただき。夕方、M田さん紹介のデザイナーさんと会う。

昨日の続き。PHPが動いた。MYSQL、XOOPSも順調に稼動。4月までに間に合わせなければ。

23日(木)、S井さんとランチ。
ソーシャルアントレプレナーを育成するようなことができないかディスカッション。
夜は、出合った時には29歳、今年年女36歳H子さんの誕生会。
僕も23歳から30歳になったということか。
そう言えば彼女が泣いた姿って初めて見た気がする。

24日(金)、T坂さんとのランチを体調が悪くてキャンセル。夕方からF田さんとブレスト。
教員のスキルセットについて。F田さんは、やっぱりすごい。
この人のやわらかさと賢さが僕にも欲しい。
やるべきこと。1)中学生へのインタビュー2)現役の先生へのインタビュー。
入試の選抜方法についてもヒントをもらった。
教員のスキルセットを考えるための流れも理解できた。
 
3月に時間をみつけて合宿。場所はウィンザーホテル洞爺がやっぱりいい。
大自然の中でおいしいものを食べる。温泉もある。近くにホテルスクールもある。
窪山さんにお会いできれば最高。

25日(土)、品川女子学院副校長の漆さんの講演。
学校再建当初は「受験しやすくする」ことを重視。即日合格発表などを実施。
新卒の教員は1年間の企業研修。
自分を知る、社会を知る、自分と社会との関係性を知る。
そのことで、学習のモチベーションを高める。もう一度、ゆっくりお話を聞いてみたい。

夕方から大学時代の先輩のT橋さん。なんかちゃんと話をしたのって初めてに等しいかも。
アイディア交換といくつかの依頼。楽しい時間でした。

そんなわけでとにかく今の段階では、人に会ってインプットを多くして、自分の考えを話して、
フィードバックをもらう。この繰り返し。思いついたことをメモしておく。
深くは考える必要はなし。それでいいのだ。

来週もたくさんの人と会う。そして親不知を抜く。
黙々と事務作業の2時間も用意。Y口さんと約束した茶色の小瓶の練習もしなければ。

2003年1月28日

経営者の役割

懇意にして頂いている経営者の方が今朝話していたこと。

経営者の役割は3つ。
新機軸を打ち出す。
仕組みをつくる。
社員にエネルギーを与える。

2003年1月29日

左上奥歯親不知

左上奥歯の親不知を抜いた。

去年は、八重歯を2本、右上奥歯の親不知、左下奥歯の親不知、右下奥歯の虫歯を抜いた。去年5本、今年1本。こんなに歯を抜いていていいんだろうか。
親不知と八重歯だから、いいのかもしれないけど。

歯は、簡単に抜けてしまう。歯はすぐ治るような気がしている。
でもきっと、そうじゃないんだろうなあ、本当は。でもまあ、歯の治療のように、
簡単にいろいろなところが治療できたら、楽だろうな。

自分の子どもには、八重歯とか生えないように、しっかりと歯の矯正をしてあげよう。

昨日の夜中に突然父から電話。4月の町議会議員選挙に立候補するそうだ。

2003年1月30日

国語の授業

ある中学校の国語の授業を見学。中学校2年生約30人。
国語というよりもコミュニケーションの授業に近い。

 約1時間の授業が終わった後に、ある生徒の一言が耳に入った。
「今回の授業、楽しかったね。」
周りの子。「そうだね、楽しかったね。」

 驚いた。

授業が楽しいと感じること。それを友達に伝えていること。
そして友達がそれを受け止めていること。

 学校やその他のいろいろな人の努力があったからだとは思うが、
生徒が授業後に「楽しかった」「楽しくなかった」という感想を、
友達と一緒にシェアできる、シェアしようと思っているというのは、
すばらしいことだと感じた。

2003年1月31日

学校設置認可申請書

まとめ
神奈川県の場合、「学校設置認可申請書」は1枚。
ただし、添付書類が大量に必要。

学校法人をどこにどう申請するかは不明。2月14日に神奈川県庁に確認しに行く。

何を準備する必要があるのか?

 学校設立のために必要なものを準備しようと考えたときに、都道府県庁に提出する書類をとりあえず調べてみた。
神奈川県に設置することを前提に調べてみると、「学校設置認可申請書」という1枚紙を提出すればOK.

そこに記入すべきことは、
  1. 名称
  2. 位置
  3. 開設しようとする日
  4. 経費の見積り及び維持方法
  5. 目的
の5つ。あとはこれに加えて以下のような添付書類が必要。
  • 学則
  • 施設概要書
  • 校地校舎等の権利の帰属を証明するに足りる書類
  • 校具及び教具の明細表
  • 経費の見積り及び維持方法に関する書類
  • 教職員組織表及び教職員名簿
  • 学級編成表
  • 飲料水の水質を証明する書類
  • 設置者の履歴書及び登記事項証明書(設置者が法人の場合は、その沿革書及び代表者の履歴書)
  • 校長の就任許諾書、履歴書及び登記事項証明書
  • 議決機関の議事録の写し(設置者が法人の場合に限る。)
 「校地校舎等の権利の帰属を証明するに足りる書類」「教職員組織表及び教職員名簿」が必要ということは、設置許可前に土地建物の取得、教職員の確保は終わらせておかなくてはいけないということ。難題。

 学校法人の設立と学校設置がどのような位置関係にあるかがまだ理解できていない。この点は、2月14日に神奈川県庁に確認してみる。

アーカイブ